絶対絶対愛してる

手を繋ぐとき抱き締めるとき笑うとき笑わせるとき、気付けばわたしからばかりが増えていた。終わりを二度告げられてからわたしは触れるのも笑い声を聞くのも音楽をウォークマンに入れるのも全部全部最後の気持ちでやっている、楽しかった帰り道どうしようも…

友川カズキ

哭いてる空の下で言葉を呑み込んだ犬 果たせなかったすべての問いに頭をこすりつけて犬 暮れゆく秋の日にますますいい気になりやがって犬 苦渋のこと闇であること愛しいから笑っているのではない犬 軟弱なドラマの上に雪のように降り積もる犬 家族のことはど…

これで終わりにしたい

アニマルナースになりたかった高校の先生になりたかった大学生になりたかったわたしはわたしを生きられるようになりたい

ノスタルジーに中指立ててファンタジーを始めただけさ

隣のババァは暇で風呂ばっか入ってるから浴槽で死んだ、わたしは歌を歌っているどういうことか分かるだろう?ノスタルジーに中指立ててファンタジーを始めただけさ、全力でやって5年かかったしやっと始まったとこなんだわたしが死にたくて死にたくて堪らない…

あなた方が愛したわたしは死にました

「あなたは孤独だったけれど人を愛していた。けれど今のあなたからあの時のあなたは消えてしまった」わたしは、それでも死なないで生きてる今のわたしを見て欲しかった。それでもあなたは美しいんだよって、愛したあなたに、その時のわたしを愛したあなたに…

どうして僕はここに産まれて何も出来ずに死んでゆくのか

ひとり自分を刻まないようにとTSUTAYAへ重たい身体と曖昧な脳を引き摺って向かったら目的のKOTOKOが借りられていた。更に言えばボーイズ・オン・ザ・ランもある子供も借りられていた。わたしと同じ趣味のやつでも借りたのかと思うほどだった。視界が定まらな…

死にたくなってもいいよ

「もう恋なんてしないよなんて言わないよ絶対 でも人を好きになるのは怖いし何よりかったりぃマジで」「誰かを好きになりたくて仕方がないんでしょ」信号待ちのなか踏切に、電車待ちのなか駅のホームに流れ込んでくる豪速の電車に自分が轢かれてミートソース…

よく

http://www.youtube.com/watch?v=hl8W_Kj5p2sこれはわたしの大好きな女の子が教えてくれた大好きな歌。これを聴いたとき、あっわたしじゃんと思った。あっわたしじゃんと思ったのもはやくボロボロに泣いた、この歌を嗤える人間とは絶対絶対絶対に混じり合え…

気取ってんじゃねえ馬鹿野郎

目一杯ぱんぱんであったのに使えねぇ奴として帰って来ました何が華金だ馬鹿野郎。ユニファーストもリベースも粉液共に酷似してて分かりづれえんだよふざけんなGCてめぇのせいだ。イジメかよってくらいアウェイにされた後行かなきゃ駄目っすかね駄目っすよね…

死にぞこない

憎んで憎んで、朝起きて憎み、夜蒲団に潜り込んでは憎み、それでもこの両の手はその首を絞めることをしなかったから、わたしはわたしを傷付けた。許せるならとっくに許せてるし、そうでないなら死んでいるならばわたしは許したということなのだろうか。 産ま…

男と女が居た。女は男のことが大好きだった。男も女のことが大好きだった。今日は特別な日だからと男は女に花を買った。そのままのあなたを愛してると男は言った。女は嬉しかった。ある夜男はぐっすりと眠っていた。女は眠りに落ちることが出来なかった。時…

一丁前の人間みたいに

スパムかと思って開いたら心当たりしかないメールだった、反吐が出そうになった、全員、否、あいつだけは死んでくれとその夜願って泣いた。殺してやりたかった。また今夜も東京では汚いオヤジ達が女に群がってその液体を啜ってる。自分の汚いツラと放つ悪臭…

キャメルのコート(笑)

駅で大親友を待っていたら男にナンパされた。わたしは最高に久々にダウナーで、服だって何も考えずラクな物しか選ばかなかったし9個も空いてるピアス穴にはひとつもピアスを通さなかったしパーマをかけたばかりの髪の毛は寝起きのまんまでただの浮浪女と見ら…

焼き鳥

神様にしか出来ないことを求められても出来ないと言うしかないのよあの静かな声で告げられああそうだと腑に落としてわたしそれからとても静かになったんじゃああるめえか。電車のジジイは気持ち悪ィし親達は子供を私の子供という言葉で魔法のステッキにし続…

ビリー・ジョエル

すべてのものに移入してしまうなら、せめてやさしい人になりたい。自ら背負う重さから有刺鉄線を張りすべてを憎み首を振っても、その鉄線の先は同時に自らを刺す、もがけばもがくほど肉に食い込んでいく。「刺しても傷付けない言葉が欲しい、愛あるセックス…

彼は鳥のように空を飛べるようになった彼は魚のように海を泳げるようになったあとは人としてこの地球を歩くことさえ出来れば、この世はきっとパラダイスになるだろう

幼児

わたしからは逃げたくなるよね、分かるよ。わたしだって、わたしから逃げたい。でもわたしからは死ぬまで逃げられないんだ。みんなみんな消えたよ、どこかへ消えた。わたしが「愛してくれ」の言葉のかわりに何度も何度も刺したからだ。NIRVANAを聴くと「Hell…

真夜中はいつですか

人がどうして食べるかって生きようとしてるからでしょうとわたしが言うから三日間ロクに食べられなく、三日目には緑色のゲロを口からも鼻からも吐いて昏睡していた。さすがに何か食べなくてはと四日目に林檎を食べた。綺麗な空気を吸わなければと外に出て言…

「わたしが一等好きな意味は、どうして」

離人症やら鬱やら躁やら分裂やらの文字列がわたしの頭上でずっとふわふわ飛んでいる。自分の身体が自分の物ではない感覚、自分と他者との身体の輪郭が苦しいほどに顕著に感じられるこれは一体なんなんですか。輪郭よ消えてくれと懇願しながら触れたり挿れた…

2015年2月1日

切り落とされてまで尚、画面が更新され続けている。様々な文字が蟻のように連なって何らかの形をつくっている。蛇口は捻れば水が出て、街は相変わらず同じ景色をわたしに見せようとしてくる。歩く人々は相変わらず同じ姿に見えるが、そのひとりひとりが何を…

暗闇から手を伸ばせ

呆れるほどに自分にしか関心がなく、すべてのどうしては結局自分を問う為でしかないのか。今では瘢痕となった傷痕が自分を罰してきたことの証なのだとしたら、わたしは未だにこの瘢痕の愛し方が分からない。脚が地面から浮いていて、自分が何処に居るのかを…

映画

登場人物の気が狂って死んでしまう映画の途中の、まだ自分の思い通りに脚を動かし走り合って笑い合う黄色い光やジュテームが木霊する木洩れ陽の眩しさのように、どうしてこのままこの一瞬で止まってはくれないのだろうか。どうして走り続けることと失くすこ…

おとぎ話みたい

私の生きている世界では、言葉に一生なれなかった、けれども確かな光がありました。どうしようと思った時には心はいつもどうしようもなく、足りないと思うということはかつて満ち足りていたものがあったという証左にほかならないのだが、いつも不在だけがそ…

メモ

こんなに晴れて青く綺麗なお昼間なのに、気付けばいつも夕暮れで、わたしはこうしてまた一日を消費してゆくのだろう。

ファミレス

深夜のガストって何でこうもむき出しのバカが多いんだろう。そんでもってみんな寂しそう。スーツ姿のサラリーマンも背中を丸めたオバサンもどう俺カッコ良くない?みたいな大学生もストロー口に咥えたままわざわざ横同士に座ってイチャつく指に付いたガムシ…

殺戮

朝からわたしだって分かってんのに毎回毎回ここすっっごい煙草臭いって5回は叫ぶ女にロッカーの前でついにブチ切れて分かるようにわざと荷物を乱暴に投げ入れたり、工事現場のオッサンは後輩にずっと怒鳴ってるし、風は冷たいし、お腹はずっとグルグルギリギ…

だいすきなひとから離れたくなくて学校と家の往復地獄に戻らなければならない前夜このわたしが、寝過ぎて死ぬと言われたこのわたしがあまり眠れなかった。疲れて寝息をたて始めたその愛しい愛しい顔とその息を聴いていればわたしはいつだって気付けば眠って…

ハッピーエンド

昨日、だいすきなひとが下北沢にて。に連れて行ってくれた。笹口騒音と忘れらんねぇよと靖子ちゃんを見た。ずっとずっと泣いていた。奥に居たわたしの時には頭と体を揺らしながらステージを見上げて視線を下げて後頭部をみつけてステージを見上げるを繰り返…

空港

試験で必要だから戸籍抄本を母親に頼んで役場から貰ってきてもらった。何も考えずにそれをリビングのテーブル横で開いたら、そこにはわたしが知りたかったことが書かれていた。無機質で何の温度もにおいも感じないワープロの字は黒くて、こんな容易く知れて…

くたばっちまえアーメン

わたしのだいすきな娘の大好きな人が結婚しないみたいでこりゃ本当にブスだなと膝頭叩いた。きみのことが心配だ、からだを大事にして、検査に行こう、心療内科に行きなさい、ゆっくりおやすみ、あいしてる、あいしてる、あいしてる、あいしてる。のろいみた…