2014-12-01から1ヶ月間の記事一覧

映画

登場人物の気が狂って死んでしまう映画の途中の、まだ自分の思い通りに脚を動かし走り合って笑い合う黄色い光やジュテームが木霊する木洩れ陽の眩しさのように、どうしてこのままこの一瞬で止まってはくれないのだろうか。どうして走り続けることと失くすこ…

おとぎ話みたい

私の生きている世界では、言葉に一生なれなかった、けれども確かな光がありました。どうしようと思った時には心はいつもどうしようもなく、足りないと思うということはかつて満ち足りていたものがあったという証左にほかならないのだが、いつも不在だけがそ…

メモ

こんなに晴れて青く綺麗なお昼間なのに、気付けばいつも夕暮れで、わたしはこうしてまた一日を消費してゆくのだろう。

ファミレス

深夜のガストって何でこうもむき出しのバカが多いんだろう。そんでもってみんな寂しそう。スーツ姿のサラリーマンも背中を丸めたオバサンもどう俺カッコ良くない?みたいな大学生もストロー口に咥えたままわざわざ横同士に座ってイチャつく指に付いたガムシ…

殺戮

朝からわたしだって分かってんのに毎回毎回ここすっっごい煙草臭いって5回は叫ぶ女にロッカーの前でついにブチ切れて分かるようにわざと荷物を乱暴に投げ入れたり、工事現場のオッサンは後輩にずっと怒鳴ってるし、風は冷たいし、お腹はずっとグルグルギリギ…

だいすきなひとから離れたくなくて学校と家の往復地獄に戻らなければならない前夜このわたしが、寝過ぎて死ぬと言われたこのわたしがあまり眠れなかった。疲れて寝息をたて始めたその愛しい愛しい顔とその息を聴いていればわたしはいつだって気付けば眠って…

ハッピーエンド

昨日、だいすきなひとが下北沢にて。に連れて行ってくれた。笹口騒音と忘れらんねぇよと靖子ちゃんを見た。ずっとずっと泣いていた。奥に居たわたしの時には頭と体を揺らしながらステージを見上げて視線を下げて後頭部をみつけてステージを見上げるを繰り返…