2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ビリー・ジョエル

すべてのものに移入してしまうなら、せめてやさしい人になりたい。自ら背負う重さから有刺鉄線を張りすべてを憎み首を振っても、その鉄線の先は同時に自らを刺す、もがけばもがくほど肉に食い込んでいく。「刺しても傷付けない言葉が欲しい、愛あるセックス…

彼は鳥のように空を飛べるようになった彼は魚のように海を泳げるようになったあとは人としてこの地球を歩くことさえ出来れば、この世はきっとパラダイスになるだろう

幼児

わたしからは逃げたくなるよね、分かるよ。わたしだって、わたしから逃げたい。でもわたしからは死ぬまで逃げられないんだ。みんなみんな消えたよ、どこかへ消えた。わたしが「愛してくれ」の言葉のかわりに何度も何度も刺したからだ。NIRVANAを聴くと「Hell…

真夜中はいつですか

人がどうして食べるかって生きようとしてるからでしょうとわたしが言うから三日間ロクに食べられなく、三日目には緑色のゲロを口からも鼻からも吐いて昏睡していた。さすがに何か食べなくてはと四日目に林檎を食べた。綺麗な空気を吸わなければと外に出て言…

「わたしが一等好きな意味は、どうして」

離人症やら鬱やら躁やら分裂やらの文字列がわたしの頭上でずっとふわふわ飛んでいる。自分の身体が自分の物ではない感覚、自分と他者との身体の輪郭が苦しいほどに顕著に感じられるこれは一体なんなんですか。輪郭よ消えてくれと懇願しながら触れたり挿れた…

2015年2月1日

切り落とされてまで尚、画面が更新され続けている。様々な文字が蟻のように連なって何らかの形をつくっている。蛇口は捻れば水が出て、街は相変わらず同じ景色をわたしに見せようとしてくる。歩く人々は相変わらず同じ姿に見えるが、そのひとりひとりが何を…