あいどんわなだい

もういい加減飽きません?ってくらいずっと雨が続いていて、洗濯物乾かないよーなんて阿呆面下げて困ってる間に夏は退場したのらしい。
昼間なのに暗い部屋の中で一人銀杏BOYZをイヤホンつけて爆音で聴いたら「あ〜愛が腐ってく〜」なんて謎の思いが沸々とわきまくり確信に変わり、俺はもうダメだ、俺はもうダメです、殺せ、なんて具合です、あざす。
いつだって最初が一番きらきらしいよなんてカスなのに絶対絶対嘘なのに、愛が腐ってく、わたしの存在に慣れないでくれ、わたしを理想にしないでくれ、いつだって気を抜いたら消えてなくなっちまいますからねなんて、言える訳ねえな。安心したい。

23年も生きました

敬愛する原田ちあきちゃんが誕生日を迎える翌日なのでわたしの誕生日は来たれり、死なないように生きてたら23歳になった。死なないように生きてたら○○歳になったって去年も言ってたな。
22歳の一年間はマジで21歳の繰り返しみたいで、愛に生きてそれでもわたしはめちゃくちゃ不器用でめちゃくちゃ生き辛くてそんでもってめちゃくちゃ強いから何度も何度も殺されかけて、その度に大森靖子を聴いてハッとして殺されたくねぇ!と震える拳を握り締めて今の今まで這いつくばってでも個としてなんとか生きることが出来た。
夏はやっぱり駄目だね、夏は頭がおかしくなる人が増える、物心ついた頃から夏は取捨選択の季節になっていた。棄てても拾っても棄てられても拾われても結局最初から希望とか歌っとけば良かったなら、わたしはもうわたしの為だけに生きるしかないんだよ。
棄てたもの掻き集めては帰り道の万ションの灯りを数えたり、ダイヤモンドより嬉しかったセボンスター、あいつしか呼ばない愛称、そんなものたちに名前すら付けられない感情が蠢いたりする次の瞬間には殺され続けた記憶が蘇る、もうめっちゃダサい、うるせえわたしはノスタルジックに中指立ててファンタジーを始めたんだよ馬鹿野郎。
あんなしょうもない男を命削って愛しました。
めちゃくちゃ気持ち悪くなって、めちゃくちゃ気持ち良くなって、めちゃくちゃキラキラして、めちゃくちゃ生きて活きてイキまくりたい。
わたしはもうずっと前から、わたしの足で立って生きてるよね。

絶対少女

共に生きる為に身に付けた呪いにより独りで生きるには殺され続け、それでもその呪いが無いと一緒に生きてはいけないひとより、やっぱりわたしはわたしを生かしたいとどうしたって願ってしまった、わたしの愛だけが、関係性のすべてだったのだ。もう殺されたくないだけ。
その呪いがひとつずつどんどん解けている今のわたしは、とんでもなく強いです、絶対絶対強いです、心が擦り切れるほど願う、幸せになりたい。わたしもう消えたくない。
寂しかったら寂しいって言いたいしムカついたらキレたいし気がふれるほど楽しいのがいい、わたしの人生って終わってなかったんだ、人生始まるのってこんなに気持ちいいんだ、気持ちいい気持ちいい気持ちいい、生きてるだけじゃ全然イケない、ねえどうして些細なことよわたしには全てだったの。
わたしは狡いから絶対幸せになってやるよって、痛いほど強く己に誓った言葉をまた繰り返そうと思う、まだ見ぬいつかを信じていてもそんなの来ないし、殺るならいつだって今だよ。

ファックミー、ファックミー

「てか、もう飽きたよねIIIくらいまではワクワクしたけどあと焼き直しだったよね、ゲームはやめよう」

つまらんつまらんつまらんつまらんくだらんくだらんくだらんくだらん、世界ダサすぎて22歳にしてもう人生飽きましたはーい、わたしのこと好きならわたしが放つ「死ね」まで愛せよ、どんどん気持ち悪くなればいい、生きてるだけじゃ全然イケない、気持ち悪くないと気持ち良くなれない、綺麗に生きることを要求される中それでも汚れる勇気持とうぜとか言ってるわたしがおかしい?ちげーよ絶対お前らの方がおかしい、だってお前ら全然面白くないもん。

好きとか愛とか本当マジ疲れる、人を好きになるなんて怖いし何よりかったりぃマジで、棄てるのも拾うのも全部全部わたしの役目、生き続けるということは選択し続けるということ、もうそろそろ終わりにしてくれませんか?駄目っすか?

対等で居られない愛から一抜けてわたしは何をそこまで欲しがっているんだろう、信じらんないバス代ケチって欲しいものは何?わたしは殺されたくないだけ、もうこれ以上色んなわたしを殺したくないだけ、殺さないと生きていけないなんてもう疲れただけ、わたしは生きたいイキたいめちゃくちゃにイキたい、もう全部全部要らない、わたししか要らない

嫌いなものを嫌いと口に出して生きている、きみは嫌いな人すら居なくてとても可哀想、わたしは好きなひとのことより嫌いなひとのことの方が詳しくて、今日も嫌いなひとのツイッターにインスタグラムにフェースブックに飛んでスクロールして「ダセェ」と一言呟いて笑って泣く、嫌いなものを嫌いだと言うことは  この世ではタブーなのらしく、黙れないわたしはこの世が下手糞、嫌いなものすら嫌いと言えないひとの方が信じられない、みんな天使みたい、天使みたいにニタニタ笑って目配せして生きてるの?わかってる、わたしが一番おかしい。