TOKYO BLACK HOLE

『苺フラッペは溶けていた』『これで終わりにしたい』は、いつ何時聴いても泣いてしまう。
どうして強く生きてはいけないの、弱いままならとっくに死んでいた、生きてって言うから強くなったのに、どうして弱さを演じる女を可愛がるの、悔しい。
きっとこの強さは続く死ぬまで続くあなたが消えたって続いてゆく、わたしはそれを美しいと思うからだ、わたしはずっとずっとずっと、美しいものが見たくてここまで生きてきた、あざとさは計画は薄っぺらな弱い正義は美しさじゃない、わたしはあなたの美しさに触れたい、ただそれだけなのに、どうして分からないの。
他者から見えやしないと言うのなら、もういい、わたしはわたしの美しさを生きる。

愛されなかったとしたら、それはもう、希望なのだ。

君の愛してるは安い

今ならあいつが何でも信じやすいお人好しって分かるからいくらでも演じていくらでもせびってやったのにな。

嫌いな人間に愛愛愛愛言ってみた、嫌いな人間は嬉しそうだった、嫌いな人間は人の輪の真ん中になれないとすぐに分かりやすく気を損ねて構って欲しがる人間、本当に分かりやすくてわたしの投げた愛はゲロみたいだった。

愛してる.comのPVを観て、また靖子ちゃんのライヴに行って、今度の今度の今度こそ、あなたがたとえどうなろうとも、わたしはあなたのことが大好きです、本当に本当に大好きです、愛してますって伝えたくなった。ちゃんと愛してるひとに、安くない愛してるを言った。

酒を肴に今日も頑張ろうぜ、そんなお前等に反吐が出るよ。

生活の質

働くとすぐキャパシティー容量だだ漏れになり鬱になり逃げ出すことしか考えなくなる己の性質に心底呆れる、前世はジプシーだったとしか思えん、2016年とか待ってくれわたしはまだ何も明けていない。
出来ることならずっと好きなことしかしていたくないし好きなことしか話したくも聴きたくもない、ずっとクリームソーダのアイスに付いた氷の粒を削って浮いている惚けた甘さのさくらんぼを唇で遊ばせていたい、ずっと散歩をしていたい、ずっとコンビニとファミレスに行くデートのことだけを考えていたい。
どうしたら永遠に忘れられた夏の子供になれるのかずっとずっと考えている。

ダルさ

「君の全てを忘れることが出来たとしてもしんどさなんか、変わらんぜ」みたいな歌詞があるんだけど、本当それそれそれです〜って感じの日々。
嫌いなブスが遥々日本のケツから東京に来るみたいだということを得意のネトストで知ってしまい、まあわたしは好きなひとのことより嫌いな人間のことをネトストしまくって熟知しまくって外堀から埋めて今だぜって時が満ちたら潰すタイプで性格がゴミなんですがそれは置いといてそれからそのブスに纏わる悪夢を見て泣いたりふと思い出して不安にかられたり様々な過去を思い出してキレたりしている、ダル過ぎ。


嫌いな人間は想像力の無い馬鹿で、好きな人間はやさしいひとで、わたしの示す「やさしい」ってのは「みんなで手を繋いで愛し合っていこうぜ!」みたいなのじゃなくて「正直言えば自分ときみとあと2〜3人以外はどうでもいいです」ってこと、「君のパパを殺したい僕が君を守るから」ってこと。
みんなで手を繋いで〜みたいなのはチンカスだと思っています。
そんなだから最近はずっとマーガレットズロースを聴いていて、最初にマーガレットズロースを教えてくれた人は檸檬を聴かせてくれてそれから今でも檸檬が一番好きなんだけど、檸檬を聴いて、これすごく好きやみたいなことを言ったらその人は「マーガレットズロース、他の曲はもっとやさしい感じだよ」と言ってたのを憶えてる。
彼がわたしと同じ感覚でやさしいという言葉を使ったとは思わないけれど、確かにマーガレットズロースはやさしいです。あ〜本当自分ゴミクソだよなあと漏らせば、いんじゃん別にと返してくれてる気がする。


君の全てを忘れることが出来たとしてもしんどさなんか、変わらんぜなのだけれども、願わくばわたしとあの人の記憶から消えてくれないかな、記憶って強いしね。

最高に最悪だね

なにものにもなれないということは、会いたくて会いたくて堪らなくて会えたらそれだけで生きていけるってひとと会える訳が無く、そしてそんな自分より遥かに愛情や熱意やそのひとと対峙したそのひとの何らかにのめり込んだ歴史が浅い人間ばかりがそのひとたちと会えてしまい、自分は「会った」という事象ばかりを捉え阿保のように浮き浮きと垂れるその目尻を恨めしげに見遣ることしか出来ないということ。
最悪だ。

あなたはどんなの聴いてんの

最近は人と会うと凄く疲れてしまう。
目の前に居る人と自分の過去現在の落差に愕然として、一生懸命立てていた気がへきっと折れてしまい、いやいやわたしはこんな安月給でブラックな仕事のなかでも青空を「あお〜〜」とか思って目を細めたりね、出来るじゃないですかと自分を精一杯鼓舞しようとしてみても全く駄目だ、外国のナステラに行って色んな人と出会って日本には無い物を見て色んなことを考えたんです〜〜とか、クソどうでもいいよ。クソどうでもいいよとか思っちゃうよ。いい御身分だな大学生とゆうものはとか思っちゃうよ。ンなことら見せられたら、13歳のころから海外に頭おかしいのではってくらい憧れ続けて、それから9年間、『貧困女子』みたいなタイトルの本の内容を聞いても「それ、わたしのことじゃん」と脳内で呟いてしまうような9年間だったよ、そんなわたしはそれ聞かされてどうしたらいいんだよ。
授業の中でこんな面白くて有意義なことを学んででしてねとか、羨ましいよ、わたしだって大学に行きたかったよ、でも歯のことしか学べなかったからわたしは偉い学者の名前なんて知らんしそもそもまじで興味ない。それ聞かされてどうしたらいいんだろうって、わたしはわたしの心の平和を保つので精一杯で、一般的人生と自分のドブのような人生の落差にまたまたまたまた愕然とするので、何も言わない。言ったところで更に惨めな気持ちになるのは目に見えてる。というか、実際そうだったし。


マリーズについて話されて、わたしは悪魔も憐れむ唄が一番すきだなあと言おうとしたけれどやめた。
すきなものなんて、誰にも言わないほうがいいもんね。