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別にどこにもいたくないから何処だっていいよここにいてくれよ

きみの部屋に女が来てきみに触って帰っていった
それは夏の終わりの夜だった
きみは女の肌を思い出しながら不味い弁当を喰って寝る
女の肌は白くて汚い肌
女の肌は白くて汚い肌

わたし誰とでもやっちゃうの、わたし誰のことも愛してないの
それは僕もだよそれは僕も同じだよ
僕はきみの名前すら知らない
僕はきみの歳すら知らない
だってどうでもいいからね
きみよりYouTubeで観るコントのほうがおもしれえ

きみの部屋に再び女がやって来た
それは馬鹿みたいに晴れた真っ昼間
女とふたり煙草を吸って
手を繋いでみたら女は泣いた
女の目は濡れている
女の目はきらきらきらきら濡れている

お昼前に手を繋ぐとまるで愛みたい、ねえもう少しだけここにいさせて夜になる前に消えるから
僕はきみのこと知らない
僕はきみのこと知りたくもない
こんなの笑えるくらいくだらねえ
はやく膝からどいてくれ脚が重くて敵わない

きもちいいなきもちいいなきもちいいなきもちいいな