絶対少女

共に生きる為に身に付けた呪いにより独りで生きるには殺され続け、それでもその呪いが無いと一緒に生きてはいけないひとより、やっぱりわたしはわたしを生かしたいとどうしたって願ってしまった、わたしの愛だけが、関係性のすべてだったのだ。もう殺されたくないだけ。
その呪いがひとつずつどんどん解けている今のわたしは、とんでもなく強いです、絶対絶対強いです、心が擦り切れるほど願う、幸せになりたい。わたしもう消えたくない。
寂しかったら寂しいって言いたいしムカついたらキレたいし気がふれるほど楽しいのがいい、わたしの人生って終わってなかったんだ、人生始まるのってこんなに気持ちいいんだ、気持ちいい気持ちいい気持ちいい、生きてるだけじゃ全然イケない、ねえどうして些細なことよわたしには全てだったの。
わたしは狡いから絶対幸せになってやるよって、痛いほど強く己に誓った言葉をまた繰り返そうと思う、まだ見ぬいつかを信じていてもそんなの来ないし、殺るならいつだって今だよ。