あなたはどんなの聴いてんの

最近は人と会うと凄く疲れてしまう。
目の前に居る人と自分の過去現在の落差に愕然として、一生懸命立てていた気がへきっと折れてしまい、いやいやわたしはこんな安月給でブラックな仕事のなかでも青空を「あお〜〜」とか思って目を細めたりね、出来るじゃないですかと自分を精一杯鼓舞しようとしてみても全く駄目だ、外国のナステラに行って色んな人と出会って日本には無い物を見て色んなことを考えたんです〜〜とか、クソどうでもいいよ。クソどうでもいいよとか思っちゃうよ。いい御身分だな大学生とゆうものはとか思っちゃうよ。ンなことら見せられたら、13歳のころから海外に頭おかしいのではってくらい憧れ続けて、それから9年間、『貧困女子』みたいなタイトルの本の内容を聞いても「それ、わたしのことじゃん」と脳内で呟いてしまうような9年間だったよ、そんなわたしはそれ聞かされてどうしたらいいんだよ。
授業の中でこんな面白くて有意義なことを学んででしてねとか、羨ましいよ、わたしだって大学に行きたかったよ、でも歯のことしか学べなかったからわたしは偉い学者の名前なんて知らんしそもそもまじで興味ない。それ聞かされてどうしたらいいんだろうって、わたしはわたしの心の平和を保つので精一杯で、一般的人生と自分のドブのような人生の落差にまたまたまたまた愕然とするので、何も言わない。言ったところで更に惨めな気持ちになるのは目に見えてる。というか、実際そうだったし。


マリーズについて話されて、わたしは悪魔も憐れむ唄が一番すきだなあと言おうとしたけれどやめた。
すきなものなんて、誰にも言わないほうがいいもんね。