くたばれ

ムービー43という、これほどまでに豪華に下らない映画があるのかというコメディ映画がある、それはショートストーリー仕立てで、わたしはそれが大好きで下ネタで笑える友達とは絶対観る。そのくらいの映画の最後の話は主人を溺愛して主人の水着写真を眺めながらオナニーする飼い猫と、その主人の彼女のバトルの話。彼女は頑張って頑張って彼氏に猫を捨ててあの猫は普通の猫じゃないの私は見たのと訴えるけれど結局復讐を目論む猫が運転する車に轢かれてブチ切れスコップで猫を半殺しにしようとして運悪くハッピーザアメリカな子連れパーティー野郎共に目撃されて何も分からない他人や彼氏に首を振られて終わる話。
普通に笑って観ればいいものの、わたしは毎回その彼女の気持ちに移入してブチ切れる。


誰でも書ける、言ってしまえば江國香織とか村上春樹とかそこら辺読んでれば(江國香織好きです)書けてしまえる文章がすごく良いと賞賛されていて世界ダサ過ぎて辟易した、わたしの好きなひと以外目の前で爆死しても「へぇ」で終わります、わたしは好きなものしか大切じゃないですそんな事を、みんなが言わない言えないことを敢えて言うことをわたしは敢行しているしくたばれと思えば中指なんていくらだって立てるよネトウヨ(笑)とかに高みの見物気取りで狭い狭い液晶の世界のなか嘲笑れたって止めはしない、あなたの歪んだ感情をストレートに吐き出す美しさと言ってくれた女の子の言葉が在るからわたしは立っている。

みんなわたしに一般的なタレントコーナーに置いてあるような正しさを変化を求めてくるよ、でもわたしは、そうじゃない正しさを息も絶え絶えになりながら、殺されずに生きてきたんだ。


好きだとか思わせないで
変な柄のシャツ目が痛くなるよ。