どうして僕はここに産まれて何も出来ずに死んでゆくのか

ひとり自分を刻まないようにとTSUTAYAへ重たい身体と曖昧な脳を引き摺って向かったら目的のKOTOKOが借りられていた。更に言えばボーイズ・オン・ザ・ランもある子供も借りられていた。
わたしと同じ趣味のやつでも借りたのかと思うほどだった。視界が定まらない目ん玉をうすくあけながら、そいつ死ねよと思った。

Hi-Posiの、最悪の日々を聴く。
死にたくなるとここずっとhigh placesのbanana slugsを聴いている。
きみきみ最近どんなの聴いてんのなんて、どうでもよくなった。

もしわたしが全てを取り戻せて、あなたと出会った最初に戻れるなら、わたしは全てを遣り直すでしょう。クソみたいな、本当にクソみたいなあの出来事もこのわたしも全てを遣り直すでしょう。