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2015.3.22

こんにちは、この春に専門学校を卒業し、只今絶賛職探し中の21歳、福島菜々子です。
安倍政権は現在『積極的平和主義』を掲げ、特定秘密保護法を施工し、憲法改正を進めることでいわゆる『ふつうの国家』になろうとしています。
現に集団的自衛権の行使は容認され、戦後、9条のもと武力を保持しなかった日本は戦争に加担出来る国になろうとしています。
想像して下さい。銃から身を守る為に銃を持つことで、本当に平和は訪れるのかを。銃を握る者に対し銃を向けたその先に何があるのかを。
わたしは「主権在民」という憲法の理念を踏み躙り、国民の声に耳を塞ぎ、政治を強行に推し進める安倍政権に対し強い憤りを覚えます。
それと同時に、わたしはこの日本に住む国民に対しても怒っています。
去年の12月に行われた解散総選挙の時、自民党が再び政権を握ってしまったことに絶望しながらTVの街中インタビューを観ていたら沢山の人々が「どうせ自分一人が投票したところで何も変わらない」「選挙なんてあったんですか」と言っていました。翌日学校へ行くと、教室中がそれらと同じ言葉で溢れ返っていました。
集団的自衛権の行使容認に反対し新宿で焼身自殺未遂をした男性はネタとして消費され、ISISに湯川さんと後藤さんが拘束されてから、SNSでは彼等の眼差しについてではなく独自の政治論が飛び交った。
街では自分とは違うものを異端と見なし、言葉にするのも耐え難い罵声を叫び続ける「ヘイトスピーチ」が繰り返されている。他者を否定し踏み躙ることで、弱い自分を何とか生に踏みとどまらせるかのように。

今日この場で何度も何度も繰り返したコールは、わたしのこのスピーチは「わたしたちは生きているんだ」という叫びです。今ここで、今だってここで死ぬ事を選ばずに、必死に息も絶え絶えになりながらボロボロの脚を繰り出し、それでも負ける事なく、僅かに光る尊厳を放棄する事なく生きているんだという叫びです。
"リア充"とか、幸せな奴なんかじゃありません。わたしだって毎日死んじまいたい。ただ、「毎日必死にやっと生きてるんだよ、簡単に殺すなよ、舐めんじゃねえよ」という怒りを、そして願いを現すひとつの形として、わたしは今日ここに立ちました。
安倍首相、わたしたちの声を聴いて下さい。今ここで轟く音を聴いて下さい。
わたしには、愛する人たちが居ます。守りたい人たちが、景色が、音楽が、ことばがあります。それを守る為なら、わたしは何度だってこうして叫び続けます。

2015年3月22日、福島菜々子、わたしは安倍政権に反対します。