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ファミレス

深夜のガストって何でこうもむき出しのバカが多いんだろう。そんでもってみんな寂しそう。スーツ姿のサラリーマンも背中を丸めたオバサンもどう俺カッコ良くない?みたいな大学生もストロー口に咥えたままわざわざ横同士に座ってイチャつく指に付いたガムシロップみたいな金髪のカップルもみんなみんな寂しそう。わたしの目ん玉が寂しいだけなのかな。

久しぶりに着たワンピースは可愛いけれど腰をリボンで締め上げるから苦しくて今すぐにでも脱いでしまいたい。こんなに可愛いのに。こんなに可愛いのに苦しい。
ここずっと、髪の毛をバッサリ40センチくらい切ってから男の子みたいな恰好をしてて、古着の足首まであるワンピースが大好きだったのに似合わなくなっちゃって、かわりに黒いズボン(パンツとか言うの面白いよ)とか似合うようになった。だからそんな恰好ばかりしている。はやく夏になればいいと思う。
この間、わたしの大好きなシドのTシャツを褒めてもらって嬉しかったなあ。そうでしょそうでしょあれ最高でしょ。わたしもそう思うよ。

抑圧ばかり、自分を監視する為に、ひとを傷付けないために(傷付いた顔を見て自分が傷付かないために)していたら、残ったものは感覚だった。言葉にすら出来なくて、吐き出してしまいたいのにうまく出来ないね。じゃあどんな顔したらいいのかな。漠然とした不安って芥川かお前は。

ぶわっと浮上できたと思ったらわたしはすぐわたしの地獄に緩やかに呑まれていく。けれどあの夜に見た、途轍もなく美しい圧倒的な光を放つ光景を、においを、音を、温度をわたしは絶対忘れない。そのことはまたあとで。

毎日静かに微笑んでピンクのエプロン着けて振り向くだけが「可愛い」じゃないはずだよ。