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置いてかないで競歩を止めろよ

わたしの数歩前をサクサク歩いていくあのひとに必死で脚を繰り出し阿呆みたいに滝の汗を流しながら着いて行きながら前はこんな事あったっけと遡ってみた。でも少しでも脳味噌を加速させると脚が減速してしまうわたしは前をゆくあのひととの距離を数歩ではなく数十歩にしないようにすることでぱんぱんだ。
3kmだか4kmだかを歩き歩き歩き歩いていながら、金魚の糞みたいに必死に着いて行こうとしているわたしに腹が立ってきた。先に行ってって何で言えないの。何でこんなゼエハアしながら暑いのに水降ってきてんのに頑張ってんの。馬鹿なの?弱いの?
と同時にそんな事を誘ってるあのひとにも苛々してきた。あなたの彼女はこんなのもウキウキと楽しめるような人なのですか。どんな人なんですか。わたし、何も知らないんですよね、可笑しいくらいに知らないんですよ。知りたくもないんですけどね。
着いてすぐに服を脱いだ。急速冷房が肌を乾かしてくれることを願いながらバルコニーに出て煙草を吸った。そのまま、何もしないで眠った。朝起きたらまた優しく出来たけどそれは脚が疲れていなかったからでしょう。


すきなひとの事がすきだからちゃんとしたいのにこんな事ばかり書いてしまうわたしはクソみたいだと心底思う。いつかのように、あなたがここを読んだとき、きっと素敵とは程遠い気持ちになるでしょう。もう読んでるのかも知れない。
こんな事もこんなとこに吐かないであなたに言えたら良いのにな全くもって全然言いたくもないんだけどな。