さよなら楽園

7日からつい先程まで高輪という街にある未だ嘗てないくらい快適でありそして全くもって身の丈に合わない場所に居た。
お腹が減ってもいないのに毎日勝手に用意されている朝食を食べ、特にクロワッサンを馬鹿なんじゃないかという程食べたしそこは牛乳が美味い。
6日はしえりちゃんとかけひぃと会って死にたいね死にたいねって言いながら死ぬ程笑って楽しいね楽しいねって言いながら死ぬ程歌った。世界中があのふたりとわたしの三人で構成されてしまっても全然文句無いなとすら思う。
すきなひとにしえりとかけぴの絵を見せたら気に入ったみたいでそうでしょうそうでしょうと嬉しかった同時にしえりちゃんの小さな本の中にはすきなひとへの悪口が書いてありそれはわたしもあなたに抱いて抱いて抱きまくってることなんだよと微笑みながらうっすら思ったよ。
一緒になってを全然言わなくなって久し振りにさり気なさを装いつつぽつんと呟いてみたけどあなたの答は「うぅん(笑)」でしたのでやっぱりこれは未来なんかねえなと思い知らされました。楽しい思いをたくさんさせてもらいましたあなた。わたしはわたしをひとりで抱えようと思う。

わたしはどうやらやっぱり殺したいくらいチョロそうに見えるみたいだ。からだより好きが最初に来るような、一般的な段階を踏んだことなんて一度しか無い。挿入のまえに手を繋ごうよ、手を繋ぐまえにすきだと言ってよ、「そんな常識に囚われてるのつまんないよ」なんて言うけどさ、わたしからしたらマンコにチンコ擦り付けて射精しちゃうような一般的過ぎるお前らの方がクソつまんねえんだよタコ。
やれそうだからってやるんじゃねえよ脳味噌どこに付いてんだ。殺すぞ。